Tableau学習の手始め
Jed Guinto氏が提供する2024 Tableau Certified Data Analyst Trainingの、Desktopデザインのレクチャーをやっと修了できた。
ここまでで40時間越えだ。
後々のためにネタ帳を作りながらの受講だったので、ここまで長い道のりだった。
このコースでは帳票デザインだけでなく、Prepを使ったデータクレンジングなどを含むレクチャーも提供している。これらを受講しきると、受講率100%になりUdemyの修了証をもらえるだろう。
ただ、Tableauは無料学習ならTableau Public(Prep,Cloudなし版)を使うしかないので、残りのレクチャーは聴講だけになるだろう。
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講評
上述のTableau研修、講師のJed Guinto氏がとても朗らかに、ユーモアたっぷりに教えてくれる。
Tableauのツール全般+キャリア構築について全体で500以上ものレクチャーをとても丁寧に熱心に説明してくれる、大変良心的な教材だった。
自分は以前にBIツール導入の仕事をしていた経緯もあり、Tableauについてもある程度勘が働くと高をくくっていた。しかし実際にツールをインストールしてデータをロードしても、まったく使い方が分からなかった。笑
最初はTableauの世界を知れば知るほどに不安になったが、いまでは「かなり頭に入った」感がある。自信をもらえたという点で、私にとってこの研修のインパクトはとても大きい。{Keyword}
せっかく受講したので、粗もあえて2点だけ指摘したい。
1つ、テーブルジョイン理論にはちょっと誤解を招く箇所があった。今まで誤った理解をしていたのかと、焦ってGoogle検索で確認した。笑
2つ目、1レクチャーだけビデオのアップロードをミスっていて(344. 23_18_Jitter Plots)、そのテーマは歯抜けになっている。
なんでわざわざ英語の教材を使うか
なんであえて英語教材で学習するのか。私が学習に英語教材を使うのには理由だある。
第一に、英語は伝達性能が高く、効率が良い。
英語は文化色を表現できない・発音ルールが安定しないという欠点はあるが、要点を伝えることに優れており、受け手は高効率で情報を吸収できる。
第二に、楽しく学習できるコンテンツが多い。
昨今ではユーザーからサービス提供側への要求が多岐にわたり、クレームも多い。日本ではその対策として、ユーモアをそぎ落とし、過剰な丁寧語表現で無駄な文字数を増やす傾向がある。これはコンテンツの品質の低下に直結していると私は考えている。
その点、Guinto氏は「I can’t please everybody.(全員を満足させることなんでできない。)」と割り切りながらもプロの姿勢を忘れないロールモデルにも思え、頼もしく見えた。
学習手段はいろいろ
自分はSQLは書籍派だったが、Tableauに関しては書籍を数ページめくっただけで「違う」と感じた。
Udemyで相性の良い講師が見つかったので、通勤電車のなかでスマホ聴講をしながら、実際のデザイン作業は自宅のPCで実施するスタイルで学習をすすめた。
Tableauでは細かいパラメータの設定も発生するので、実際に作りこんでいく場面を目視確認するために、スマホやiPadの画面は正直小さすぎる。前日に学習した話を復習するくらいの目的で使うほうが効率がいいだろう。
余談だが、英語でのオンライン学習を、多少の苦難こそ感じつつも一通りこなせば、TOEICのリスニングなんてお茶沸かしながらでも聞き取れる。自分の得意なテーマから始めると英語学習は楽だ。
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